卒業までの履修科目

スクール・オブ・プレイバックシアター 日本校は、アメリカ本校と同じ内容のプログラムを提供します。

 

レベル レベル① レベル②
テーマ別コース
レベル③ レベル④ レベル⑤
コアトレーニング コンダクティング プラクティスⅠ・Ⅱ リーダーシップ 指導者養成
アクティング
リチュアルと音楽
グループづくり
興味のある1科目

レベル① コアトレーニングとは

プレイバックシアターに初めて触れる方、および体験の浅い方に向けた3日間のトレーニング。
基本となる理念や手法が紹介されるほか、アクティングやコンダクティングの基礎演習を行います。
実習では、お互いが体験したストーリーを語ったり、演じたりしてプレイバックシアターを学びます。

レベル②への進級は、コアトレーニング修了者、もしくは下記の2つに該当する方。
    1. 頻繁に活動する劇団に6か月以上在籍し、実践している方。
      (頻繁に、とは、週に1度のトレーニング、毎月の公演程度
    2. スクール・オブ・プレイバックシアターを卒業した指導者から30時間以上のトレーニングを受け、基本手法や価値、倫理などを習得している方。

レベル② テーマ別コース(ST)とは

テーマ別コースとは、「コンダクティング」「リチュアルと音楽」「アクティング」「グループづくり」「芸術性の追求」「人間的成長」「ハート・オブ・ストーリー」「形式と進め方」「様々な手法」「ロイヤルモーメント」「ストーリーの構成」「セラピー的側面」「織りなす綾・共鳴」「社会への提供と広め方」「ゲームとウォームアップ」など、幅広い分野にわたり、さまざまな課題別のコースが用意されています。

レベル③に進級するためにはST5科目以上の受講が必要です。

<プラクティス進級のための条件>
必須ST4科目とご興味のあるST1科目を選択して受講してください。
必須STは以下のテーマです。

  1. コンダクティング
  2. アクティング
  3. リチュアルと音楽
  4. グループづくり

※過去にプラクティス、リーダーシップを修了されている方で必須となった科目を履修してない方は、後追いで結構ですので、受講することをお勧めいたします。詳しくは、スクールにお問い合わせください。

レベル③ プラクティスとは

プラクティスとはプラクティス I(前半)とプラクティス II(後半)の2コースに分かれています。
コンダクティング、アクティング、ミュージックについて究めるほか、ストーリーの演出 ・ 構成の仕方、 意味の理解、 カンパニー(劇団)の結成から運営、芸術性の追求、治療場面への応用、グループプロセスなどを学びます。このコースは通常アメリカ本校にて2週間の受講コースとして設定されています。

プラクティス Iプラクティス IIはセットでの受講が必要です。

このコースが終了すれば、修了証書が授与されます。

レベル④ リーダーシップとは

リーダーシップでは、申し込みと同時に、3つの研究課題を個人研究します。

個人課題とは
リーダーシップクラスに参加するにあたって、3つの個人課題を達成しておく必要があります。
多くの時間と多大な努力を要する課題ですが、これを機会に新たな興味を持つ分野が増えることでしょう。
スクールは、一般の教育機関のように、年間を通して一緒に学ぶという環境では、ありません。ゆえに、皆様お一人おひとりが、自分の個人課題を抱えて1年近くの期間、継続的にプレイバックシアターに関わっていくことが、プレイバックシアターのリーダーへの道につながることを期待しています。

1.卒業論文

プレイバックシアターに関連するテーマを選び、できるだけ学術的に論説してください。
書き、読み、考え、そして書き直します。論文は、皆さんの左脳能力を試し、高める機会になり、プレイバックシアターの幾つかの側面についての理解を深める結果になるでしょう。論文の長さが大事ではありません。
大事なのは、皆さんがこの機会に深く考える機会を持つこと、記述する能力を高めること、です。


例: 芸術性と心理学、カウンセリングの代替として、プロ俳優のためのプレイバック、講演内容の分析、アクターの健康と癒し、企業内課題とプレイバック、危機にある女性とプレイバック、日本茶道とリチュアル、プレイバックにおけるリーダーシップ

2.創作課題

あなたにとって、未知の分野、未知の域に挑戦してください。つまり、勇気をもって挑むような内容ならば、作詞、作曲、絵画、公演舞台道具づくり、など、どのようなものでもいいのです。創作活動で成し遂げた結果は、リーダーシップクラス期間中に紹介します。


例: スケッチ、絵本、短歌、ダンス、楽器演奏、写真集、人形づくり

3.ソーシャルチェンジ受講

上記の3課題に加えて、リーダーシップ進級までに必ず受講が必要な科目です。プレイバックシアターは社会問題にアプローチできる有効なツールです。ソーシャルチェンジが成功するかしないかの分け目となるポイントは何か、社会問題となっている暴力、抑圧、生死にかかわるストーリーをどう扱うか、そして「プロジェクト」は「公演」とどう異なるかを学びます。また、悲惨なストーリーが語られても観客が安全な場と感じられるような工夫について学びます。

リーダーシップ はいくつかのコースに分かれ、洗練されたコンダクティング、難しい状況のきりぬけ方、様々な場面への応用などに焦点をあてます。また、事前課題である個人研究課題をもとに情報交換をします。リーダー基本スキルである、ストーリーの分析、ワークショップやパフォーマンス推進のポイントからシャーマンとしての機能まで含まれます。このコースは通常、アメリカ本校にて3週間の受講コースとして設定されています。

リーダーシップはセットでの受講が必要です。

このコースが終了すれば、いよいよ卒業です。卒業証書が授与されます。招待者を迎えての卒業式が行われます。
その後のコースとして、リーダーとしてだけでなく指導者を目指すために指導者養成コースも用意されています。

レベル⑤ 指導者養成とは

プレイバックの指導には、既存のメソッドと全く異なる複雑なスキルが 要求されます。ここでは、プレイバック経験の浅い人へ教える場合をはじめ、ワークショップ参加者や劇団員に対する効果的な指導力を養うため、「指導技術」 「スーパービジョン」 「卒業生フォロー」などが用意されています。