穏やかな社会変革としての演劇的手法 開催報告
2025年3月8日(土)東北大学にて、プレイバックシアターの社会的応用を考えるイベントが開催されました。プレイバックシアターとストーリーを用いて人々の孤立・孤独を防ぎ、つながりをつくる試みを、ともに体感し、考え、未来につなげる1日となりました。
日時 2025年3月8日(土) 13:00-18:00
会場 東北大学 青葉山キャンパス 青葉山コモンズ (宮城県仙台市)
参加費 無料
定員 60名
◆オープニング公演 劇団プレイバッカーズ
◆シンポジウム 「プレイバックシアター応用の実際」
【シンポジスト】
プレイバックシアターの応用 保健福祉分野 吉川ひろみ 劇団しましま代表、県立広島大学教授、作業療法士
大学教育におけるプレイバックシアターの活用 奥田かおり プレイバック・ユー共同代表、北海道医療大学看護福祉学部福祉マネジメント学科講師
「生きなおし支援」とプレイバックシアター 三宅隆之 プレイバックシアターIGNIS代表、ワンネス財団共同代表
脳科学から見たプレイバックシアターの効果検討 虫明元 東北大学名誉教授・学術研究員、あおばプレイバックシアター共同代表
進行:小森亜紀 スクール・オブ・プレイバックシアター日本校 副校長
◆ポスターセッション
高齢者にむけてのプレイバックシアター / 杉山さち子
さっぽろ駅前クリニックにおけるプレイバックシアターの実践 / 前田由紀
プレイバックシアターを用いた臨床実習の振り返り / 古山千佳子
ソーシャルワーク実習教育の中でのプレイバックシアターの活用 / 奥田かおり
プレイバックシアターを用いた生きなおし支援 / 三宅隆之
看護学生の対話能力育成にプレイバックシアターを活用する / 横山彰三
倫理教育における演劇的手法の活用 / 吉川ひろみ
チーム医療 -地元プレイバックシアター劇団と共にチームワークを学ぶ- / 岡田麻里、欠田美奈子
日本で暮らすウクライナ人のためのプレイバックシアター / 小森亜紀、Olesia Kyrylchuk
小学校におけるいじめ防止授業としてのプレイバックシアター / 小森亜紀
復興支援のためのプレイバックシアター / 小森亜紀
プレイバックシアターを用いた子育て支援 / 重石多鶴子
脳科学からプレイバックシアターの効果を検討する / 虫明元
大学生を中心としたプレイバックシアターグループの設立とその活動 / 虫明美喜
高等学校におけるコミュニケーション教育としてのプレイバックシアター / 早坂晴子
◆公演 あおばプレイバックシアター
主催:東北大学医学部 虫明元、 宮城教育大学 虫明美喜
共催:東北大学医学部
協力:スクール・オブ・プレイバックシアター日本校
この事業は、JST RISTEX「社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築」のプロジェクト「演劇的手法を用いた共感性あるコミュニティの醸成による孤立・孤独防止事業」(代表者:虫明元氏 分担者:虫明美喜氏)の支援を受けて実施されました。